製作・腕パーツ編



まずは左腕から。ハーデス編になってからは『最強の盾』という単語さえ使われなくなってしまいましたが><
表面の模様がちょっと面倒な模様となっているので型紙の時点で可能な限り正確に引きます。

何でかというと、僕の場合型紙→ウレタン切り出しと行く際にどうしても未熟さ故に若干の誤差が出てしまいます。
(厚みの無い型紙と、厚みのあるウレタンの違いでもあるのですが…)

で、わずかな誤差であっても積もり積もれば大きなズレとなってしまうので、逆に正確に引ける所は引いておこうと。

上記の写真の切れ込みはダーツです。分度器で計ってます。



 

んで、ダーツを入れた型紙を6等分します。
そしてまた模様を書き込んでいくわけです。






 

最終的に上記左側のような物が出来上がります。
コレで三度傘状のシールドの型紙が出来上がります。
正直コレだけで2時間近くを費やしてしまいましたが、この後熱加工が入るので誤差が出る確信が・・・・(汗

右の写真は、まあコレで終わるわけではなく、今度は左の型紙をパーツごとの型紙に切り分けなくてはならないのでその練習としてやってみました^^;
デザインナイフという小回りの利くナイフを使って曲線部を切っていきます。
慣れが必要だとは思いますが、フリーハンドで行けました。

ここで注意となるのですが、型紙を完全にバラした時点で、同じ形状の型紙を重ねて見て誤差が無いかをチェックしましょう。
ほんのわずかであるのならば問題はないのですが、大きく違うようなら図面引きのミス、切り出しのミス等考えられますので再度やり直しを。

そして注意その2として、この型紙を元にウレタンを切るということは、表面に貼るパーライズの厚みを考えていない型紙ということになります。
ウレタンもパーライズも力技が利くとはいえ、型紙の時点で1〜2o外側を切って小さくしておくといいでしょう。





 

型紙を元にして5oのポリAを切り出します。(写真左)
接着が終わったらガスコンロであぶって表面をドーム上に丸くします。
コンロであぶる時、僕は表をあぶって頂点を潰し、裏側からあぶって全体的に丸みを出す、といった作業を繰り返しています。
写真右の小さい円状のパーツは盾の表面中央の円いパーツです。
3oのポリAで製作し、表面にパーライズを貼ってあります。
3oのポリAは薄さのせいでパーライズを貼ると若干ゆがんでしまう場合が多いですが、Gボンドで強制的に接着しますので別段問題はありません。



 

土台の5oポリAに先ほどのパーツを接着します。
中心のパーツなので、ずれてしまった場合これ以降のパーツも全てずれてしまいますので慎重に。
僕は3oの方のパーツを写真のように裏返して、どちらにも入っているダーツの頂点を合わせて、それから全体をくっつけました。

幸い失敗はせずにすみました^^;




 

中心が貼れたら、今度は外周です。
中心と外周さえキッチリと貼れていれば、とりあえずそれなりの見た目になるだろうと判断しまして(苦笑)

このパーツも同じく3oのポリA。パーライズを貼る際に注意するのが写真右のように内側だけ角を貼りこんで、外側は張り込まないことです。
外側は、5oのポリAに接着した後、5oの角にもまとめてパーライズを貼るためです。
そうすることで盾がキレイに1枚の板(?)に見えるわけです。




 

んで・・・・・・先ほどの型紙をあててみるとー・・・・・・・・・合わねえよ・・・・orz

覚悟はしてた・・・・してたんだ・・・・

この時点で残った型紙は全て使えません;
新しくこの状態のパーツに合う型紙を引きます(写真右)
・・・勢いに任せてっぽく書いていますが、実際はちゃんとまた製図道具使っていますw

でも冷静に考えてみれば正確な図面とか引かなくてもココまでウレタン組んだ後に図面引くだけでよかったんだよね・・・

回り道も人生のうち・・・そう思おう。




 

そして型紙を元にまた3oポリAを切り出してパーライズを貼ります。
その部品をこれまた同じく土台の5oポリAに貼ります。
今度の基準は中心の円との間に隙間が出来ないように貼ることです。
型紙がずれてないんだから問題ないのですが、ウレタンは前述の通り、力技で若干伸び縮みします。
逆に言うなら、変な力がかかってしまえばずれてしまうこともあるわけです。

ココまで来るとさすがに失敗してやり直すとなると手間もショックも大きくなるので緊張しますw



 

そしてまた同じ作業になるのですが、誤差が徐々に大きくなってきました。
本来は同じ型紙で合う(というか合わなければならない)はずの型紙も合わなくなってしまいました。
コレばっかりはこの時点での自身の技量不足と割り切って複数の型紙を引くことにします。
最低限の基準として左画像にカーソルを合わせてみてください。

この3点さえズレていなければOKと判断しました。
右画像は型紙のパターンはばらばらにしたとはいえ、実際はわずかの違いなのでどこにどれが来るかを間違えないようにマークを書き込みます。
(3oウレタンにも同様にマークをつけておきます)

マークが5種類なのは、2箇所は同じ型紙で問題なかったからです。
Φ、Χ、Δ、Ψ、Ωというマークに関してはツッコまない方向で(苦笑・555観ながら作業してた記憶が;)



 

同じ工程を繰り返して全ての張り込みが終わったシールドです。
精度の甘さはあれど、一応は見れる物が出来たのではないかなあと思います。
どうしても個人的にウレタンの段差に1枚のパーライズを貼る、という方法を使いたくなかった物で^^;

エライ手間はかかりましたが、その甲斐はあったと思いたいですね。



 

コレはドラゴンのシールドの内部パーツです。
PH9を組んで製作。
盾に直接リストバンドをつけるよりも安定した装着ができるかと。
・・・というか設定の時点で存在するパーツですしねw

パーライズは貼ろうかどうか悩んだのですが、内部ということで貼らないことにしました。
逆にココに貼ってしまうと、他のパーツの裏側にも貼らないと違和感が生じてしまいそうでしたし。

余談ですがドラゴンの盾、1度この内部パーツから外してフリスビーにしてましたよね・・・
ライブラのシールドといい…盾は盾として使おうぜとw

なのでマジックテープ留めにはせずに盾にはしっかりとGボンドで接着しましたとさw

手間はかかりましたが面白い作業でしたよ^^



SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送